安く飛行機に乗る方法として、LCC(ローコストキャリア)の存在は無視することができません。
今回は、LCCと特典航空券について考えてみたいと思います。
LCCの安全性について
LCC(ローコストキャリア)は、格安航空会社と呼称されることもあり、その名称から安全性に疑問を持たれる方も少なくないと思います。
しかし、IATA(国際航空運送協会)が発表する世界の商業航空機事故の発生件数は2014、2015年共に低い水準で推移しており、LCCの台頭が航空機事故の増加に直結しないことを証明しています。
LCCは遅れる?欠航する?
国土交通省が発表した、平成28年1月~3月の特定本邦航空運送事業者のサービス情報から、遅延率(出発予定時刻から15分を超えて出発した便の割合)・欠航率を見てみましょう。
私も利用したことがある国内LCCの代表格でもあるジェットスターとピーチですが、JALやANAと比較すると遅延率は高めです。
また、欠航率は次のとおりです。
欠航率に関しては、むしろピーチの欠航便の少なさが際立つ結果となっています。
遅延や欠航については、気象条件(冬期の雪や夏期の台風など)に影響を受けるため、単純に数字を比較することに意味がないという意見も多いです。
私の体感的には「LCCは遅延が発生し易いが、欠航についてはレガシーキャリアと変わりはない」という感じですが、LCCは便数が少ないため、欠航した後のリカバリーという点は厳しいかもしれません。
LCCはやっぱり安い?大手の半額?
私がブリティッシュエアウェイズの特典航空券を使って予約しているのと同時期の運賃を見ていきたいと思います。
愛媛県の松山空港から東京までの航空運賃ですが、まずJAL便を本日JALの公式サイトで予約した場合(大人1名分)です。
次にジェットスターの松山=成田便を本日予約した場合です。
(松山=羽田便はないので、松山=成田便にしています)
意外なことに、両者にはほとんど差異がなく、JAL便の方が便数が豊富で滞在時間を多く確保できることを考えれば、実質的価値はJAL便の方が高いと言えるかもしれません。
LCCは日によって価格の変動が大きいため、キャンペーンなどを利用すれば、かなり低価格で購入することができますが、購入時期によってはレガシーキャリアとの価格差はほとんどないということになります。
特典航空券の魅力
首都東京を遠く離れた田舎住みの場合、ネズミのいる夢の国などに行こうとしても、まず1人当たり数万円の航空運賃や新幹線の運賃に頭を悩ませることになります。
夢の国へのパスポートも年々高騰し、両親と小学生の子供1名の場合、ほぼ2万円の出費となります。
こうなると、「いくら夢の国に行くためだとしても、10万も20万も払えますか?懐的には地獄の国ですよ。いいんだ、俺達にはUSJがある!!」ということになります。
しかし、近年目覚ましい復活を遂げ、全国的にも知名度が高いUSJならいいとしても「俺達にはレオマワールドがある。鷲羽山ハイランドがある。みろくの里がある。」という話になると、もう意味不明な話でしかありません。
ちなみに、決してディスってるわけではありません。
それぞれ魅力あるテーマパークです。
特に鷲羽山ハイランドのスカイサイクルは、私的にはどんな絶叫系アトラクションより恐怖を感じました。
あの安全が保障されていないように思える恐怖感は、ぜひ皆さんにも体験していただきたいものです。
話が逸れましたが、その高額な運賃をほぼ「0円」にする方法があります。
それが現代の魔法の杖、いやポートキー、いや、まあとにかく、それが「特典航空券」です。
あなたも、ぜひ現代の錬金術師「陸マイラー」になって、特典航空券を手に入れてください。