海外でSIMカードを使う時の注意点
私も妻もSIMフリースマートフォンのP9liteを使用しています。中国企業HUAWEIの日本向けモデル(VNS-L22)ですが、非常にコストパフォーマンスが高く不満はありません。日本国内の使用に関してはという条件が付きますけど。
海外でSIMカードを差し替えて、普段使っているスマートフォンを使用するには、対応バンドについて調べておく必要があります。こういった下調べが面倒という人は海外Wi-Fiレンタルを使えば、データ通信に関しては問題ないし、Lineが使えるので滞在中、特に困る場面はないのではと思います。
私もハワイ旅行のために海外Wi-Fiレンタルのワイホーでルーター1台を予約しているので、もうこれでいいかなと思っていました。しかし、やはり妻と別行動をする機会もあるだろうし、何より配車アプリのUber(ウーバー)やLyft(リフト)を使う際にドライバーから電話がかかってくるケースがあると知り悩み始めたのです。
もう1台Wi-Fiルーターを借りれば妻と別行動する際にお互い連絡が取り合えないという問題については解消するものの、現地でUberなどのドライバーからの電話を受けることができないという問題が残ります。通話用の電話をレンタルすれば、電話を受けるという問題は解決しますが、今度は妻との連絡方法について問題が残ります。
私も妻もそこそこスマートフォンは使うので、定額で大容量のデータ通信が可能な海外Wi-Fiレンタルについては確保しておきたいし。
そこで急浮上してきたのがWi-Fiルーター1台はレンタルしたまま、私のスマートフォンのSIMカードを差し替え別行動や現地での通話にも対応しようという案です。
名機HUAWEI P9liteにも弱点が!!
しかし、ここで問題になるのがP9liteの対応バンドの少なさなんですよね。HUAWEIの公式サイトで確認するとP9lite(日本モデル)の対応バンドは下のような感じです。
ハワイ旅行をする人によくお勧めされていて、Amazonで購入可能な「ZIP SIM」は4G、3Gでデータ通信しようと思えばバンド2か4に対応していないといけません。P9Liteはたぶん通話はできるけどデータ通信はできないんじゃないでしょうか。
ハワイでのP9liteとSIMカードの組み合わせについては検索してもほとんど出てこないんですよ。ニッチ過ぎる話なんでしょうね(笑)。
KDDI Mobile×H2O Wirelessに挑戦します
そのような状況で、私が目を付けたのはKDDI Mobile×H2O WirelessのSIMカードでした。AT&T系のプリペイドSIMです。
アマゾンでSIMカードは177円で売っていて注文後2日で到着しました。別途プランの購入費用が必要になりますけど。
複数のプランが選択できますが、一番安い30ドルのプランを都度購入するのが私には最も適していると思いました。4GLTEのデータ通信4GB分が付いてアメリカ国内・日本への固定電話への通話が無制限です。
こちらのSIMカードのLTE対応バンドは2、4、5、17ということなので、正直P9liteは微妙と言えば微妙なんですが、某掲示板でハワイでP9liteを使って使用できたという報告を見たのでチャレンジすることにしました。根拠としてはちょっと弱いんですけど。
アマゾンでもアメリカの一部では使用可能という報告もあります。
日本で会員登録と電話番号の発行及びプランの購入までを済ませることができるので、順調にいけば現地でSIMカードを差し替えるだけで使うことができるはずです。
電話番号の発行手順については下のリンクのとおりです。
https://www.kddimobilesim.com/download/h2o-triple-simcard.pdf
一口にP9liteと言っても販売する国や地域によって複数モデルがあり対応バンドも異なるので、「使用できました。」という報告があったとしても私の条件と同一かどうかはわかりません。
結局、実際にやってみるしかないというのが実情なのでハワイで試してみようと思います。