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大伴旅人所縁の新元号「令和(れいわ)」、正しい書き方は?

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2019年4月1日午前中の菅義偉(すが よしひで)官房長官の会見で新元号が発表されました。午前11時25分頃、閣議が終了し、その後天皇陛下のご署名をいただいた後での発表ということで予定されていた午前11時30分頃からという会見時間は少し遅れることになったようです。

注目度も高く、固唾を飲んで日本中の人が見守る中での発表となりました。現存する日本最古の歌集「万葉集」に由来するということです。

漢字2文字で読みやすく、書きやすいもの

新元号についての法的な基準はないのですが、ガイドライン的なものとして

1.国民の理想としてふさわしいような意味を持つもの

2.漢字2文字であること

3.書きやすいこと

4.読みやすいこと

5.これまで元号又は諡として用いられていないこと

6.俗用されていないこと

というものがあります。

万葉集が出典

新元号の出典とされたのは、万葉集の梅の花の歌32首の序文、

「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(かぜな)ぎ、梅(うめ)は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」

でした。

大伴旅人(おおとものたびと)は大宰府の長、大宰帥(だざいのそち)として九州に赴任していました。大伴旅人邸において行われた歌会の和歌が万葉集には載っており、その序文として記されたものだそうです。

序文の作者は大伴旅人とも当時交流のあった山上憶良(やまのうえのおくら)とも言われており、はっきりとはしていないようです。

安部総理の談話によると、この文章は厳しい寒さの後、見事に咲き誇る梅の花の情景であり、日本国民がそれぞれの花を咲かせてほしいという願いが込められているとのことでした。

「令」の正しい書き方は?

「令」という漢字は印刷物と手書きで書く場合に違いが大きい漢字だと思います。元号である以上、正しく書きたいと思う方も多いはずです。

正しい「令」の書き方はどうなっているのでしょうか?

文化庁が作成した常用漢字表というものがあります。前書きにあるように「一般の社会生活において、現代の国語を書き表す場合の目安を示すもの」です。

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常用漢字表の「明朝体と筆写の楷書との関係について」という項目には、明朝体の字形と筆写の楷書の字形との間にはいろいろな点で違いがあるが、それらは印刷文字と手書き文字におけるそれぞれの習慣に基づく表現の差であると記載されています。

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「令」という漢字もその一例として挙げられています。

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つまり、印刷物に使うような字体と手書き文字は習慣の違いで異なる場合があるけど、どちらで記載しても間違いではないということのようですね。

元号は時代を反映する!?

「平成」から特に元号はその時代を反映するものという風潮を感じます。今この時代にないもの、感じることができないもの、それがもたらされることへの願いを込めたものが新元号なのではないでしょうか。

新時代が元号に相応しい素晴らしい時代となることを願わずにはいられません。

また、新元号の「令和」は大伴旅人所縁の元号ということで、旅を愛する人にとっては大変縁起のよい元号だと思います。

5月1日から施行されるということですから、ゴールデンウィークに令和になって初めての旅行を計画されている方も多いと思います。きっと思い出に残る素敵な旅となるのではないでしょうか。