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東京コミコン2019攻略記 難関を乗り越えクリス・ヘムズワース&マーク・ラファロに会ってきました

東京コミコンとは?

東京コミコンの公式サイトでは、世界最大級のポップカルチャーイベントと説明されています。正式名称は東京コミックコンベンションのようですが、「東京コミコン」という名前のポップカルチャーファンの交流イベントとして知られていますし、「東京コミコン」と呼ばれる方が一般的です。

 

ポップカルチャーは大衆文化とも訳され、その代表的なものとして漫画や映画が挙げられることもあり、アカデミックなハイカルチャーの対立概念とも説明されますが、今やポップカルチャーとハイカルチャーの境界は非常に曖昧なものと言えるでしょう。

 

東京コミコンの歴史は浅く、2016年から年1回のペースで開催しています。開催地は初回から変わらず千葉の幕張メッセです。

アップルの共同創業者の1人、スティーブ・ウォズニアックが提唱し、マーベル・コミック作品を生み出しポップカルチャーの父とも言われるスタン・リーを名誉親善大使に迎え発足しました。

 

イベントの目玉と言えるのはスペシャルゲストの存在で、中でもマーベル映画ファンは、第3回のトム・ヒドルストン&ジェレミー・レナーのW招聘で一気にヒートアップしたのでした。

そして、迎えた第4回(2019年11月22日~24日)のスペシャルゲストには、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、ジュード・ロウ、オーランド・ブルーム、ルパート・グリント、ザッカリー・リーヴァイ、イアン・サマーホルダーという豪華俳優陣が名を連ね、マーベル映画だけではなく幅広い映画ファンのボルテージが最高潮に達することになったのです。

なぜなら、スペシャルゲストは単にトークショー等に参加するだけではなく、サイン会や撮影会が行われるため、絶対に会うことなんてできなかったはずのスター俳優と言葉を交わし握手し肩を組み、何ならハグすることも可能という夢のような体験ができるからです。

 

マーベル映画ファンであればあるほど、アベンジャーズのソー(クリス・ヘムズワース)やハルク(マーク・ラファロ)と直接会って二人だけで写真を撮ったりするなんて、そんなことできるわけないと思いますよね。

瞬間的にせよ、あのハリウッド映画のスターの人生と自分の人生が交差するなんて、そんな馬鹿なことが起こるわけがないと。

 

ところがその夢のような瞬間が現実にあるんです。今日は私自身が幕張メッセで開催された「東京コミコン2019」に参加した経緯をご紹介したいと思います。

 

本格的なコスプレ

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きっかけはクリス・ヘムズワースの参加決定のニュースでした

私が東京コミコン2019への参加を決めたのは、10月末にクリス・ヘムズワースの参加がアナウンスされたことがきっかけでした。仕事の予定を見ても11月23~24日ならなんとか調整可能だったことが後押ししましたが、何と言ってもソー&ハルクがやってくるという事実に、どうしても生で会ってみたいという欲望が抑えきれなかったのです。

 

とは言え、参加に舵を切った時点で既に開催まで3週間強しかなく周辺ホテルには空きがないし、交通手段も確保できていない状態だったのです。

四国から東京というのは一般的には敷居の高い移動で、時期が迫ってから確保しようと思うとかなりの出費となり陸マイラーになる前の私ならこの時点であきらめていたように思います。

それでも、少し調べると11月23日(土)の午前中に少し仕事を片付けてから出発し、11月24日(日)のなるべく遅い時間帯に現地を離れたいということで、特に日曜日の復路の遅い時間帯の特典航空券が壊滅状態ということが判明しました。

陸マイラーにとって、四国から東京への移動は航空機こそが最もコスパに優れた移動になります。期日が迫れば特典枠が解放される可能性もありますが、それに賭けるのはあまりに無謀だし、LCCは便数が少なく時間的に無理という状況で苦肉の策として検索範囲を中国地方の空港にまで広げると、広島=羽田のJAL便にかなり空きがあることがわかり、BAのAviosを使って即座に夫婦2人分の航空券を確保しました。ちなみに妻は私以上のマーベル映画ファンです。

 

後はホテルの確保ですが、幕張メッセ周辺ホテルの中でも直近のホテルニューオータニ幕張とアパホテル&リゾート東京ベイ幕張に狙いを絞ることにしました。まず、保険を掛ける意味で、最近の常宿である東京都内のプリンス系ホテルを押さえました。

大規模イベントですので、幕張メッセ周辺ホテルは満室状態でしたが、期日が迫ればキャンセルや様々な事情で空室が出るだろうと予測したのです。

監視を続けているとイベント開催の数日前から、両ホテルとも空室が出始めました。大規模イベントだし何かトラブルがあった時のために、ソフト面を重視してホテルニューオータニに決定しました。26㎡のツインの部屋ですが2名の素泊まりで22,000円弱とかなりリーズナブルな価格で予約できました。

位置的にも幕張メッセに隣接しており、幕張メッセまで屋根付きの通路があるため、雨が降ってもほとんど濡れずに行くことができます。また、ホテルで傘を借りることも可能であるため安心です。

最大の難関はサイン・撮影チケットの入手です

人気のある俳優であればあるほど欲しがる人も多く、クリス・ヘムズワースはサイン・撮影チケットの両方とも28,000円(手数料を加えると28,840円)となかなかの高額であるにもかかわらず、発売日当日にあっという間に売り切れてしまいました。

私も妻も熱心なマーベル映画ファンなので、参加はしなかったものの昨年トム・ヒドルストンのチケットが瞬殺だったのは知っていたため、今回のクリス・ヘムズワースのチケット発売時間に万全の態勢で待機していたのは言うまでもありません。

東京コミコンのチケットは転売対策がされていないため、チケット購入は入手のプロとも言える転売屋との闘いでもあるのです。

チケットは主にチケットぴあでの販売となりますが、今回は電話、セブンイレブン店頭での購入組が勝ち組で、インターネットのチケットぴあのサイトで挑戦した人は、アクセスすらできず瞬殺されてしまった人も多かったのではないでしょうか。

何しろセブンイレブン店頭で、電話をかけながら端末操作する猛者もいる勝負ですから、事前のリサーチは欠かすことができません。この種の勝負は最も一般的な方法は避け、なるべく人が行わないような選択をするのが勝利の秘訣です。

こうして私と妻は狙っていた撮影チケットをそれぞれが1枚ずつ入手することに成功しました。

初参加なら複数日の参加をお勧めします

私も妻も東京コミコン初参加であったため、11月23日・24日の2日間分の入場券をチケットぴあで事前購入しました。また、撮影チケットは11月24日のなるべく早い時間帯を選びました。

23日に何らかの事情で到着できない場合や24日に撮影時間が長引いて帰りの飛行機の時間を心配しなくてはならないような事態を避けることを想定しての選択でした。

東京コミコンに関しては、未だ発展途上のイベントであるため方法論が確立されておらず、運営側が批判を受けることも多々あるらしいというのが事前リサーチの結果でした。

そもそもこれだけの規模のイベントですから、誰かが何かのトラブルに巻き込まれるのは仕方がないとも言えます。トラブル回避のためには事前リサーチの徹底と入念な準備が必要です。

会場までの経路の確認、悪天候を想定した防寒対策、チケットの紛失防止は必須ですし、大規模イベントでは利用者が多すぎてデータの送受信が不安定になるかもしれませんからスマートフォンの過信は禁物です。チケットの引換券などは紙に印刷して携帯しておいた方が無難です。

またイベントは生き物です。事前の発表や現地スタッフの言うことを信じ過ぎてもいけません。天候や人出の状況によって突然の変更があるかもしれませんし、スタッフ個々人の認識が誤っている可能性もあります。

事前リサーチは重要ですが、その情報が必ずしも正しいとは限らないため、現地では柔軟な対応が必要だし余裕ある日程を組んでおいた方がいいと思います。

11月23日(土)午後6時過ぎの会場

飛行機の若干の遅延、事故等による高速道路の渋滞を乗り越え、ほぼ想定通りの午後6時過ぎに幕張メッセに到着しました。

この日のイベント終了まで残り約2時間でした。入場のための行列も既になく、会場内も比較的空いていて展示物もゆっくり見ることができ撮影も簡単にできました。

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フードコーナーの屋台も空いていました。会場で限定配布されていたブラック・ウィドウのポスターも全く並ばずもらうことができました。物販コーナーも全体的に空いていた思います。

半面、アーティストアレイのコーナーは既に閉鎖されているところもあったり、全体的にもう終わり感が漂う感じでした。

初日~2日目の午前中は、運営も手探りの状態で混乱し易い時期であるため、2日目の午後からの参加という選択は悪くないと思いました。可能なら午後の少し早い時間から参加したかったですね。

撮影会やサイン会も初日の情報が出揃ってくるため、準備がし易いと思います。

 11月24日(日)の状況

11月24日は午前8時40分頃、会場に到着しました。午前10時からの撮影会に参加予定でした。雨が降っていたためか南広場の東側の階段下付近が撮影会参加者の待機場所になっていました。この日は意外と暖かく、私はTシャツの上に薄手のシャツを羽織った状態で寒さは感じませんでした。

ただし、初日は雨が降り風が強く、朝一番に入場待ちをした人はかなり寒い過酷な環境だったようです。

 

南広場側の様子

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午前9時30~40分には待機列が大きく動き始め、南広場側のサイン会・撮影会エリア専用入口に向かいました。ここで入場券、撮影会チケット、同伴者チケットなどの確認、簡単な持ち物検査(バッグの中身を開けて見せます)があり入場となります。

会場外の待機列は、そのまま会場内の待機列に繋がっており、物販コーナーなどには行くことができないようになっています。したがって、朝一番にこの専用入口から入場した人で同伴者がいる人は前もって同伴者チケットを用意しておかないといけないということになります。

撮影会は予定通り午前10時に始まったと思います。私の前にかなり並んでいる人がいましたが、午前10時30分には撮影が終わって会場に出ていましたから。

この日3度の撮影会に参加しましたが、大きなトラブルがない限り撮影会は並んでから1時間程度で終了する感じでした。

2日間ともに会場内は男性ならTシャツでも過ごせる温度でした。私はジャケットを持っていたのですが会場内では着ることがありませんでした。

撮影会の流れ

室内待機列が行き着く先に、撮影ブースがあり俳優、スタッフ、カメラマンが中にいます。自分の撮影の順番が近付くと、台の上に置かれたスーパーの買い物かごのような入れ物に手荷物や上着などを入れます。手にはチケット以外何も持たない状態でブースに入らないといけません。

スタッフが常駐していますが全ての荷物を見ることはできないので、貴重品はポケットに入れるなどして自衛した方がいいと思います。

手荷物を入れる過程で順番が若干前後することがありますが、たまたま俳優さんの休憩時間になるなど特別なことが起こらない限り、ほとんど時間的な影響はないため気にしないでいいです。ブースには順番に入って行くのですが、自分の前の数組の人達が撮影する間、撮影の様子を見ることができます。

 

手荷物置き場と撮影ブース(2019年クリヘムの場合)

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スタッフに促され俳優さんの隣に行くと、カメラマンのカウントダウンがもう始まってる感じです。長い会話をしたりする時間はありません。「ハーイ」「3,2,1」パシャ!「サンキュー」くらいの感じだと思ってた方がいいですね。俳優さんがどんな表情か、どんなポーズかは出来上がった写真を見るしかありません。

眼鏡の反射や半目での撮り直しはできないということですので、集中して撮影に臨みましょう。完全に目を閉じてしまっている時は再撮影に応じてくれるそうです。

写真のサイズは実測で横25.4cm、縦20.3cmで、私は百均でA4サイズのハードタイプの薄い下敷きのようなケースを買って持っていきましたが、自宅まで折れることなく持って帰ることができました。

写真は、ケースに入れて置いていた手荷物を引き取り、通路を歩いている間にどんどん印刷され並べられるため、撮影後すぐに受け取ることができます。

写真の片隅にはQRコードがあり、このコードをスマートフォンで読み取るとダウンロードサイトに行くことができ写真データをダウンロードできます。

料金はクレジットカード決済で1,296円になっていました。

撮影会 クリヘム編

クリス・ヘムズワースは、とにかくかっこいいですね。ファッションモデルの撮影現場に紛れ込んでしまったような感覚になりました。太陽のような明るさで気取った感じはなくフレンドリーです。フレンドリーなんですが、ブース内が握手を求めたりする雰囲気ではなかったように思います。オーラが半端なく、何だか時間をかけては申し訳ない感じになりました。

とにかく撮影は早く一瞬で終わりました。きれいな青い目と鍛えられているのにイメージよりずっと細くスタイリッシュな肉体が印象的でした。インスタグラムのトレーニング動画などを見るとすごい腕をしているのに、実際に会うとそう感じさせないスマートさがあるんですよね。

 

後から確認すると、無意識にしっかりクリヘムの腰を抱いてました

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撮影会 ラファロ編

マーク・ラファロはまさにイメージ通りの人でした。クリヘムより少し撮影に時間的な余裕があったように思います。マーク・ラファロの方から握手を求めてくる感じで、しっかりと握手してもらいました。意外なほど柔らかい手でした。

撮影が終わっても目線がこちらに残ってるんですよね。いい人なんだろうなと思わずにはいられない感じです。オーラと言っていいのか、ブース内がほんわかと柔らかい雰囲気だったように思います。

 

同伴者チケット(3,000円)を使い3人で撮影

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撮影会を終えての感想

東京コミコンの撮影会やサイン会では、参加者がよく「実質無料(ただ)」という言葉を使います。本来なら外国に行かないと会えない(実際には行ったところで会う術がないことがほとんどでしょうけど)憧れの存在が、向こうから日本に来てくれるのだから2~3万払ったところで無料みたいなものだという意味だと思います。私も同感です。

クリス・ヘムズワースやマーク・ラファロの横に並び、旧知の間柄のように親しそうに肩を組み背中に手を回す写真を見る度に「本当にあったことなのかな?」と思わずにいられませんし幸せな気持ちになれます。

映画ファンとして展示会などのイベントに参加してきましたが、これほど気分が高揚して充実したイベントは初めてでした。

撮影会はあいさつ程度の会話しか難しいと思うので、ある程度会話がしたい方はサイン会の方がいいみたいです。まず撮影会を終えて、出来上がった写真にサインをもらうという人もいるみたいですね。

注意点

ペットボトル飲料は持ち込み可能でした。会場内はとにかく休憩できるような場所がありません。フードコーナーも立食形式です。慣れている人は小さな椅子を持っていたり、敷物を用意していたりしました。椅子は持ち歩くのが大変なため、体調が悪くなり座りたくなった時とかの緊急用に敷物を携帯していてもよいかもしれません。

 

朝一番から入場のために長時間並ぶ人は、悪天候の場合、百均で売っているような合羽を持っていてもよいと思います。海が近く風が強いことがあるため傘があっても体が濡れる可能性があるからです。

 

3日目(最終日)はイベント終了時間が早く(2019年は午後6時)入場制限がかかる場合もあるため参加者は注意が必要です。午後3時くらいに入場制限がかかっているのを見ました。

 

撮影会で並ぶ時間ですが、2日目の午後2時の回を例にとると1時間前に行っても待機列ができていませんでした。あるスタッフの人は「みんなが早く来てしまうとそれだけ待機列が長くなる。指定時間より遅く来た方がすんなり入場できる。」という説明をしていました。この説明は概ね正しいのですが、現実には指定時間にはかなり長い列ができてしまっています。確実に撮影会に参加するためには少なくとも指定時間には来ておいた方がよさそうです。と言うのも今回、例年撮影が遅れ気味になるため、ゆっくり来てみると撮影会が終了してしまっていたケースがあったようです。